模様替え
先月、友人一家が我が家に遊びに来てくれたのをよい機会に、少し模様替えをしました。友人の作家さんから頂いたり、交換してもらった平面作品をこれまで壁に立てかけていたのを、きちんと壁に据え付けてみました。やはり平面作品は壁にピシっと掛けると作品が一層映えますね。(今まで立てかけていて本当にごめんなさい。)
右から10年来の友人で作家の国本泰英くんのバラグライダーの平面作品、これは私の作品と交換してもらったものです。壁の上からパラグライダーの人が降下してきているように展示しているのがお気に入り。左側は染織作家で友人の山崎菜穂子ちゃんから30歳の誕生日にいただいたファブリックのパネル作品、この作品は山並みが染められているのですが、紺地を上にすると雪を頂いた早春や初夏の山のように見えて、逆さにすると夕日に浮かぶ晩秋の山々に見えたりして、季節によってひっくり返して楽しんでいます。(作者本人の意図は如何に?)
茶箪笥の上にある本は、右から昨年21世紀美術館の展覧会でご一緒した沖潤子さんの作品集「PUNK!」(サイン入り!)写真の針目のものすごい迫力で装丁もすごくcool!そのお隣は昨年富山県の黒部市美術館で開催された下道基行さんの展覧会「風景に耳を澄ますこと」カタログ。下道さんの作品は一昨年前に東京都現代美術館や大阪の国立国際美術館で開催されていた「他人の時間」に出品されていた作品が非常に印象的で、北陸の地で(作品に)再会できたのがとても嬉しかった素敵な展覧会でした。展覧会の図録もとてもユーモアが溢れていて、黒部で採取された大小さまざまな石(大きいものは3キロくらいありそうなものから、手のひらにのるサイズのものまで)が、雑誌の付録のように図録に紐で同梱されていました(笑)私がいただいた図録にはすべすべした綺麗な石が(てのひらサイズ)同梱されていました。一番左は昨年金沢で個展をされていたコイズミアヤさんの作品集です。コイズミさんとは共通のお知り合いの方がいて、作品のお話を伺っていたことがあり「絶対好きな作品だ」と思っていたので、作品を拝見し会場でお会いできお話を伺うことができ、とても素敵な時間を過ごしました。ご本人にもお話したのですが、コイズミさんの作品は不思議な幸福感を与えてくれます。それは単純な癒しとかそういうものではなく、このような感性や世界が存在することの喜びや感謝みたいな感じです。
知り合いの作家さんたちの作品、もっとコレクションできたらな~。頑張ろう!!