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登園自粛のあいだ、そして再開

6月1日から娘の保育園の受け入れが再開しました。一か月半以上の間、思索も含めほとんど仕事ができなかったのでやっと仕事に取り組めるという嬉しさと、娘を再び園生活へ送り出す寂しさが少し入り混じった気持ちで迎えました。

5月の連休明けからは夫の在宅ワークも出勤に切り替わり、自宅で娘とふたりきりで過ごしていました。娘と充実して過ごせたと思う日もあれば、娘主導(科白あり)のぬいぐるみ遊びに朝から一日付き合うのにうんざりしてしまったり、自分の親としての能力の低さに落ち込んだりと心が荒れ模様の日もあれば、ふたりでニコニコ過ごせた日、いろいろありました。娘は一歳になる少し前から保育園に通わせており、以来こんなに長い期間を一日中娘と過ごすことはこれまでなかったので、このような時間を娘と過ごせたことや、そのための自分のキャパシティが半ば強制的に、底上げされたことが良かったと感じています。娘は頼もしく成長した姿を見せてくれました。

お天気の良い日に、ひとけのない静かな公園で植物や虫、鳥の鳴き声などに目耳をこらし、風の涼しさを感じていると、自分の幼少のころの記憶や感覚がよみがえってきたように感じ、幼いこどもの世界の不思議さや無限に感じるような広がりを再発見させてもらったように思います。まだまだ締めくくるには早すぎる新型ウィルスとのたたかいですが、ひとまず仕事を再開できることに安堵し、今後いつ来るかも知れない第二波、第三波に備えて、気を緩めず過ごしていきます。

6月13日(土)より金沢でグループ展に参加します。詳細はNewsと別の記事にてお知らせします。

7月に東京で予定していた個展は来年に延期になりました。

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