ミャンマー国軍の蛮行、虐殺の悪夢
ミャンマー国軍がクーデター、国家の権力掌握を宣言。2月1日にテレビから驚くべきニュースが飛び込んできた。6年前、2015年の総選挙でNLD(国民民主連盟)が圧勝し、アウン・サン・スー・チー氏が国家顧問兼外相に就任した。以降、日本の企業も多くミャンマーに進出、投資に乗り出しているというニュースもしばしば耳にしていたし、近年数少ない明るい話題であったように思う。同じアジア地域での明るい話題に、常にミャンマーの話題を意識していたわけではないが、頭の片隅でどこか明るい希望のような存在の出来事だった。
それが一夜にして悪夢のような世界になってしまったのだ。デモ隊に対する国軍の制圧は日に日に過激さを増し、多くの無抵抗の市民や子供たちが殺されている現状に、強い怒りと憤りを覚える。それは、これまで見聞きした数々の戦争の記録の虐殺と
違いないものだ。本当に辛い。
最初に身近に署名活動をしている団体がないか探してみたときには見つからなかったが、今、東京外国語大学の学生の有志の方々によるキャンペーンページが立ち上がっている。ぜひ一人でも多くの方に、キャンペーンへの賛同をお願いしたい。
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